リクルートのすごい構創力を読破したった

リボンモデル

非常に有名だけどなんかちゃんと理解してなかったのかもって思った。カスタマーとクライアントの不を発見してそれを結びつける。便利なものを作って世に出したいと思う僕は便利なもの便利なものって思ってたけど、そうじゃなくて、何かしらの不を見つけて解決しなきゃいけないんだって気付かされた。リボンモデルはプロダクトだけの話じゃなくて、例えば一つ一つの小さい機能もそうだし、逆に国と国みたいな大きなものでも当てはめられるんじゃないかって思う。

 

価値KPI

どの指標を上げれば企業価値が上がることにつながるのかのカギとなる指標のこと。これの発見にめちゃくちゃな時間をかけてる。ただの数値分析だけじゃなくて、行動に移しテストして分析している。これが新鮮だった。今までKPIはMAUかDAUか入会率かとかだった。でもそれだけじゃない勝ち筋を見つけにいく、そしてそれに向かってみんなが動いていく。「購入に効いているのは最後のステップだと考えて、その指標だけを見てしまう」という典型的な間違いを指摘していたけどよーくわかった。

 

お前はどうしたい?

日々の追求にうんざりするんじゃないのかとか思ってたけど、そんなことはないように思うし、逆にこうだからこうしたいって考えて自分の意見を話してみたりできて、かつそういうプロセスを踏むことで圧倒的な当事者意識ができていくように思えた。そしてこうだからこうしたいって言ってそれを認めてもらえた時の嬉しさはきっと大きくあるんだろうなと思う。これは人によって合う合わないがあるような気がするし合わない人はリクルートにはいないんだろうなとも思う。

 

おわりに

リクルートって超巨大企業だし人多過ぎなんだけど、だからこそ仕組みが整っていて新規参画者でもはやく成果出せるように共有する仕組みがあってそうやって個人が成長していって、また仕組みやノウハウがアップデートされて残されてという良いサイクルが出来上がってるんだって思った。そしてまだまだテック企業とは言えないので営業が強い会社でテックもイケてるって思われるようになりたいなーと思う。そんな会社世界のどこにもないと思うから。